2015年12月11日金曜日

エンディングを考える

 先日、エンディング産業展に行ってきました。

「エンディング産業展」とはその名の通り、
人生の終わり方を考えるための展示会です。

亡くなったときにどのようなことが必要か、
どんな準備をしておくべきか、
なかなか経験がないとわからないものですよね。

小さいときに体験したことと
大きくなってから直に関わる経験をしたのとでは、
また考え方がだいぶ違うものです。


 
詳しい写真などは「エンディング産業展」で検索してみてください。
http://www.ifcx.jp/

facebookページもあります。
https://www.facebook.com/endex.japan/timeline


スケジュール上見ることはできませんでしたが、
納棺士コンテストというものも開催されていました。

YouTubeで納棺師のデモンストレーション動画がありました。 

とても美しい姿ですので、ぜひご覧いただきたいです。
人の最後を締めくくるお手伝いをさせていただいている方々が
どのような思いでこの仕事に向き合っているのかも語られています。




なぜ私がこの場に赴いたか。
二年前、義父が亡くなったこと、
そして息子が生まれたことが生と死に対して考えるきっかけになりました。

 そして、自分が絵をかかせていただく意味や価値も
そこに結びつけて考えるようになりました。

人を描かせていただくということは、
その人の人生の一部、またはこれまでの歩みを描写するということです。

笑顔の時にできるほうれい線も
左右で高さの違う口角も
一重も二重も

全部その人が歩んできた時間が凝縮されています。

なので、表現の方法、絵のタッチは選べど、

決して修正はせずに表現します。



そして絵には絵ならではの力があります。

現実では不可能なことを実現できることです。


その思いを以前もブログで書かせていただきました。
必ず描くと決めていた絵。








これまで何ども生と死を結びつける絵を描かせていただきました。



地震があった東北に赴き、亡きご家族と、残ったご家族を
絵の中で再会させるお手伝いもしました。

ある時は、

本当は元気に成長するはずだった小さな命を
夢見た家族団欒の中に描き、
兄妹が仲良く遊ぶ姿を、お父さんお母さんが見守る
そんな一枚を描かせていただきました。


そしてある時は亡くなったひとを描かせていただき、
その絵を催事場に飾っていただけました。


絵には描く人にも見る人にも、そのモデルをイメージさせる力があります。

その場では、私の故人の絵を見て、
涙を流しつつも、
「あのひと、こうだったね。」
「こうやって笑ってたね。」
と、泣き笑いをされている方々がいらっしゃいました。


どれも
死と生を繋ぐ絵を描かせていただき、
自分の生きている力を通して 人の心に触れる、
役に立てたと感じる瞬間でした。
何物にも変え難い特別な喜びでした。


そして今回は同じように、
生と死に向合っている方々の活動、取り組みを
知る為に足を運びました。
 
 
自分の力を通じてどうやって社会の、人々の役に立てるか、
また考えていくきっかけになりました。
 
 
誘ってくれた株式会社With You 代表の石塚氏に感謝いたします。
 

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